柳ケ瀬再生のシンボルに ロイヤル劇場ビルが15日に全面開業 – 中日新聞



「ロイヤル劇場ビルのグランドオープンを商店街再生のきっかけにしたい」と話す岡田さん=岐阜市日ノ出町で

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 柳ケ瀬商店街の再生のシンボルに−。今春から建物の改築や出店募集を進めてきた岐阜市日ノ出町の「ロイヤル劇場ビル」が十五日にグランドオープンする。魅力的な店舗の入居も決まり、関係者は「求心力と発信力がある店や人材が集まった」とにぎわい創出への決意を新たにしている。
 ビルは五階建てで、一九七七年に建築された。四階に今では珍しいフィルム映画館があるが、一、二階の店舗スペースは空きが目立っていた。
 建築から四十周年を迎える今年、商店街の店主らが出資して「柳ヶ瀬を楽しいまちにする株式会社」を設立。春からビルの再生に向けた取り組みを進めてきた。
 十三の店舗スペースのうち、すでに十二区画が埋まった。一階には、婦人向け衣料品店「エウレカ」やドライフラワー専門店「マジックアワーフラワー」、家具店「四角商店」が入店。二階には、岐阜市のイラストレーターすぎやまえみこさんの店舗や、イラストやアクセサリーを扱うショップ兼アトリエが並び、購入に加え、制作体験や交流活動ができる。
 先行オープンしている衣料品店などとともに、一層のにぎわいの創出を狙う。十五日には、一部店舗でオープニングイベントがあり、プレゼントや割引券の配布などがある。
 「人が来て、楽しんで、買い物をするという商店街を再生したい」と同社代表で岐阜柳ケ瀬商店街振興組合連合会副理事長の岡田さや加さん(45)。「柳ケ瀬には魅力的な老舗も多い。新たな店が加わることで、深みのある商店街になる足掛かりにしたい」と話す。
 同社は今後も、柳ケ瀬再生に向け、別の空きビルの再生を計画している。
 (下條大樹)

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