ラーメンも観光の目玉に 湯河原町が地元17店紹介の冊子 – 東京新聞



冊子をPRする町職員=湯河原町で

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 湯河原温泉に加え、ラーメンでも観光客を誘致しようと、湯河原町は地元ラーメン店を特集した冊子「ゆがわら人情ラーメン探訪」(B6判、十六ページ)を制作した。ラーメンファンの間で、湯河原町は小田原系ラーメンの発祥地として知られており、内外の観光客にラーメンの町としても売り出す。(西岡聖雄)
 一月末から湯河原駅前観光情報センターや各旅館などで冊子を無料配布したところ、一万部がすぐになくなり、二月末にもう一万部増刷した。冊子の電子版はクラウド本棚アプリ「Side Books」で配信し、読まれている本のランキングで一位にも輝いた。
 小田原系ラーメンは、甘めでまろやか、さっぱり系の澄んだ豚骨しょうゆスープに、大きいワンタンとチャーシュー、甘めのメンマ、三つ葉、もちっとした縮れ麺が特徴という。
 冊子によると、一九三〇年ごろに創業した「湯河原の味の大西」がルーツ。肉店を営むかたわらで、肉店の特性を生かした豚肉、豚ガラスープのラーメンを出したのが始まりと伝わる。大西で修業した人が近隣市町に店を出し、小田原系と呼ばれるようになった。
 小田原系以外の種類も含め、十七店を冊子に掲載。麺の太さやタレの種類、お薦め逸品をカラー写真で紹介している。全国からラーメン通が訪れる行列店も含まれている。
 冨田幸宏町長は「ラーメン好きな外国人は、湯気を表す日本の温泉マークでラーメンを連想するかも。そんな外国人旅行者も失望させない味のある温泉地を目指す」という。問い合わせは町観光課=電0465(63)2111=へ。

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