センター地理に高山市 飛騨ブリや観光6問 – 岐阜新聞



写真:センター地理に高山市 飛騨ブリや観光6問
高山市の地図を使って人口動態などを問う、大学入試センター試験「地理A」の問題用紙

 大学入試センター試験の問題で岐阜県高山市が登場―。13日に行われた地理A・Bで同市の標高や人口動態、観光や農業に関して問う計6問が出され、県内の受験生らから驚きや喜びの声が上がった。

 100点満点中、計6問の配点は18点。高山市市街地の地図や、長野県境にそびえる乗鞍岳山頂付近の畳平の植生写真などを掲載。

 2005年に周辺9町村を編入合併し、日本一面積の大きい市になったことに触れ、旧市町村別の人口密度、平均世帯人員数に関する問題が出た。同市を訪れる外国人旅行者数に関する問いもあった。上二之町や吹屋町(ふきやまち)といった地名や、正月に欠かせない「飛騨ブリ」など食文化に関する情報も登場した。

 地元の受験生は、誤りを選択する4択問題について「すぐに分かったので解いていて楽しかった。同世代に高山を知ってもらえてうれしかった」と話した。

 問題用紙を手にした西倉良介副市長は、興味深げに問題に挑戦。飛騨ブリ流通路の問いには「これは高山の子どもでなくては難しいね」と苦笑した。「市の文化や経済など幅広く題材となっていて大変光栄。観光客増加につながれば」と喜んだ。

 岐阜大会場(岐阜市柳戸)で受験した岐阜北高3年の生徒は、高校の授業の研修で高山の古い町並みを歩いたといい、「こんな大きな試験で岐阜が登場するとは…。びっくりしたけど手応えはあります」と笑顔だった。

 河合塾の地理講師は「自治体が取り上げられること自体は珍しくはない」とした上で、「自然環境に加え、歴史的な景観を持つ古い町並みが魅力的なので出題されたのでは」と分析していた。





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