今こそ、きな粉餅で! 福岡・筑前町の黒大豆 – 西日本新聞



 福岡を代表する名物を集め、地場食品やふるさとの味を再発見する「博多うまかもん市」(福岡商工会議所主催)が、今月17~22日に福岡市・天神の岩田屋本店本館で開かれる。

 昨年7月の九州豪雨で被災した福岡県朝倉地域の復興を支援するコーナーも設けられるが、注目は、筑前町特産の極大粒黒大豆「筑前クロダマル」。甘みが強く、抗酸化作用が高いアントシアニンも豊富に含まれているのが特徴だ。お手軽な真空パックの煮豆や、おやつ代わりにポリポリ食べたいヘルシーな煎(い)り豆、優しい甘さの甘納豆にかりんとうなど、新豆でこしらえた加工品が用意されている。

 私のイチ押しはきな粉。町内の農産物直売所「みなみの里」で自家焙煎(ばいせん)したクロダマルを、石臼びきにしているという。豆の黒い皮がちらちらのぞく絶妙なひき具合で、袋を開けると、ふわっと香ばしい香りが広がった。たまらずなめると、ほんのり甘い大豆の風味があり、量産品とは別モノだった。

 正月明け、その風味を思い出し、余っていた餅を焼いてみた。お湯でやわらかくした餅にたっぷりきな粉をまぶした後、砂糖代わりに、ほっこり煮上がったクロダマルの煮豆をとろり=写真。5歳のめいに食べさせると、ぺろりと2個を平らげて、すぐさま「おかわりー」。

 うちにもお正月のお餅が残っているという方。ひと味違うクロダマルのきな粉餅、いかがですか。

 ▼筑前クロダマル加工品 生豆480円(300グラム)。きな粉(150グラム)360円、煎り豆200円(100グラム)、煮豆(150グラム)350円。筑前町ファーマーズマーケットみなみの里=0946(42)8115(午前9時~午後5時、第3水曜休)。

=2018/01/13付 西日本新聞夕刊=




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