地域活性化プランコンテスト初開催 – 東海日日新聞



 県内外の大学生が蒲郡市の発展案を考えて市民に発表する「地域活性化プランコンテスト」が16日から同市内で開かれる。同市出身の大学生9人が実行委員会を立ち上げて初開催。三谷町出身で、東京都在住の実行委員長、藤田啓介さん(21)は「蒲郡に新しい風を吹き込みたい思いで企画した。多くの市民にプランを聞いてほしい」と話している。

 コンテストには、市内外の学生計28人が参加。「名鉄蒲郡線」をテーマに、7グループに分かれて赤字路線の課題解決プランを考える。16、17日は市内の観光地などを巡り、市職員や観光、産業の関係者への聞き取り活動を実施。蒲郡の特徴や課題を把握してプランを練り、18日に蒲郡信用金庫本店(神明町)で発表会を開く。

 藤田さんは三谷町出身で東京の大学に通う。昨年福井県鯖江市で開かれた「活性化プランコンテスト」に参加。同市は蒲郡市と同じ人口規模で、同様の課題を抱える。コンテストで地元住民や若者の熱意に感銘を受け、故郷の蒲郡市での開催を企画した。

 同級生8人に声をかけ、実行委員会を発足させて開催にこぎ着けた。藤田さんは「蒲郡は、課題を解決しようとする熱意が低いと感じる。コンテストをきっかけに、地元を思う気持ちを高めてほしい」と思いを語る。

 コンテスト企画後には、市民への聞き取り調査も実施。高齢化が進む地域住民からは「若い人が帰ってこない」「良くはならないと思う」などと諦めに似た声が多く寄せられたという。コンテストでは、県外出身の若者の客観的な意見と、蒲郡で生まれ育って地域事情を把握する学生の思いを集約して市民に届ける。

 市の将来に悲観的な声も聞かれる中、企画に賛同する市民の後押しもあった。実行委員会は、地元企業の協力を得て、ポスター約100部を作製。メンバーの名刺も作製してPR活動に励んだ。藤田さんは「ピンチは新たなことを始められるチャンスでもある。コンテストが活性化の起爆剤になって流れを変えたい」と意気込む。

 発表会は、同金庫本店で18日午後2時から開催。審査員が最優秀賞などを選考し、観覧者の投票を集めた「市民賞」も決める。






2017/09/16 のニュース


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