県産ナシ 多様な食べ方アリ 県内70店で特別メニュー提供 30日までフェア – 東京新聞



マリアヴェルトのオーナーシェフ、冨永さんが考案した(左から)「梨のジュレ」「いばらき梨の長いエクレア」「季節森」=水戸市で
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 生産量全国2位を誇るナシを広めようと、県内の菓子店やレストランなど約70店でナシを使った特別メニューを提供する「いばらきの秋梨メニューフェア2017」が開かれている。ナシは今が旬のど真ん中。秋の3連休、ナシの創作メニューを食べ比べてみてはいかが。 (山下葉月)
 フェアは、県が主催し、今年で二年目。そのまま食べることが多いナシで、さまざまな食べ方があることを知ってもらい、消費を拡大することが狙い。
 水戸市見川町の洋菓子店「マリアヴェルト」では、みずみずしい下妻市産のナシ豊水を使ったゼリー「梨のジュレ」(税込み四百三十二円)を提供。果汁をふんだんに使った甘いゼリーの上に、大きくくし切りにしたナシを乗せる。少量の生クリームがトッピングされ、一緒に食べると、違った味が楽しめる。
 オーナーシェフの冨永邦明さん(52)は、今回初めてナシのスイーツ作りに挑戦。冨永さんによると、「ナシは水分が多く、加工しすぎると風味がなくなってしまう」ため、スイーツにするのは難しいという。しかし、県産ナシのおいしさに魅了され、今回はじめてフェアに参加した。
 このほか、ナシやブドウを乗せたババロア「季節森」(四百四十八円)と「いばらき梨の長いエクレア」(九百七十二円)も販売している。
 水戸市見和の「レストラン イイジマ」では、「赤ワインでコンポートした梨のタルト」(四百五十円)が食べられる。使用するナシは豊水。コックの小森悠貴さん(31)が考案した。ナシを、コンポートとジャムにすることで上品なデザートに仕上げた。
 ナシの味をより多く楽しめるように、手のひらサイズのタルト地には、自家製のナシのジャムも流し込んだ。赤ワインで香りをつけたナシは柔らかく、口いっぱいにナシの風味が広がる。小森さんは「茨城を訪れる多くの観光客の方にも味わってもらいたい」と期待する。
 問い合わせは「マリアヴェルト」=電029(244)4063=、「レストラン イイジマ」=電029(252)8115=へ。イベントは三十日まで。メニューの一覧表は、参加する各店舗に置いてあるほか、県のホームページ「茨城を食べよう いばらき食と農のポータルサイト」で確認できる。

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