車部品メーカーが共同輸送、秋田県内で実証事業 – 日本経済新聞



 秋田県内の自動車部品メーカー3社が14日、納入先の中部地区に向けて製品を共同輸送する実証事業を始めた。秋田県は物流にかかるコストと時間が企業誘致の課題とされてきた。年度内に計3回実施し、効果を検証する。秋田県によると、エリア内の他社同士が物流で手を組むケースは珍しいという。

 県内企業が「秋田県内企業物流効率化検討会」を立ち上げ、県が補助した。1回目の今回は秋田渥美工業(秋田県横手市)、ATテック(同)、秋田部品(同)の3社が運送業のヨコウン(同)の10トントラック1台に、各社が手掛けた自動車のエンジンや足回りなどの部品を混載した。

 14日午後3時すぎに秋田渥美工業を出発し、15日午前3時ごろに愛知陸運(愛知県小牧市)の名南営業所(愛知県半田市)、午前5時ごろに浜松営業所(浜松市)に到着予定。愛知陸運が各営業所から各社の納入先企業に部品を運ぶ。

 各社は扱う部品も納入先も異なり「どこにどんな荷物をどれだけ出すかは経営情報そのものだが、競争力強化のために幹線部分の共有に踏み切った」(県輸送機産業振興室の斉藤耕治室長)。降雪期も含めて複数のルートを試行し、年度内にコスト削減効果などをまとめて検証する。




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