式守伊之助、3場所出場停止=処分明け夏場所後退職-若手行司へセクハラ・相撲協会 – 時事通信



第40代式守伊之助 大相撲立行司

 日本相撲協会は13日、東京・両国国技館で臨時理事会を開き、若手の行司にセクハラ行為をした立行司、第40代式守伊之助(58)=本名野内五雄、大阪府出身、宮城野部屋=に1月の初場所から5月の夏場所まで、3場所出場停止の懲戒処分を科し、前日に提出された辞職願は出場停止処分が明ける夏場所後に受理することを決めた。

式守伊之助に異例の厳罰=時期最悪、過去にも失態-大相撲

 伊之助は出場停止期間は自宅謹慎を命じられて無報酬となり、今後は土俵に上がることなく相撲界を去る。現在は木村庄之助がおらず、初場所など当面は立行司不在となる。
 秋巡業中の昨年10月には、元横綱日馬富士が酒席で貴ノ岩に対する傷害事件を起こし、同11月の九州場所後に引責引退。その騒動が収まらない中、行司の現役最高位である伊之助が泥酔して不祥事を起こした責任を協会は極めて重く見た。八角理事長(元横綱北勝海)は理事会後の会見で「暴力問題に続いて、伊之助の不祥事もあり、誠に申し訳なく思っています」と謝罪した。

式守伊之助への処分を発表し、厳しい表情を見せる日本相撲協会の八角理事長=13日、東京・両国国技館

 相撲協会によると、伊之助は沖縄県宜野湾市で巡業があった昨年12月16日の夜に泥酔し、宿舎の部屋まで送ってくれた10代の行司に数回キスするなどした。既に謝罪しており、若手行司は処罰を求める意向や、警察に被害届を出す考えはないという。
 伊之助が所属する部屋の師匠、宮城野親方(元幕内竹葉山)、貴乃花親方(元横綱)の代理として巡業部長を務めていた春日野親方(元関脇栃乃和歌)は厳重注意を受けた。 
 ◇相撲協会の懲戒
(1)けん責  将来を戒める
(2)報酬減額 報酬を減じる
(3)出場停止 本場所などへの出場を停止する
(4)業務停止 協会事業への従事を停止する
(5)降 格  相当の降格を行う
(6)引退勧告 引退を勧告する
        速やかに引退届を提出しない場合は懲戒解雇に準じて取り扱う
(7)懲戒解雇 懲戒解雇とする
(数字が大きいほど重い処分)
(2018/01/13-17:55)

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