府中の東京アンテナショップ好調 開店3カ月、売り上げ目標超える – 山陽新聞



府中商工会議所が東京に出店したアンテナショップ「NEKI」(同会議所提供)

 府中商工会議所が東京にアンテナショップ「NEKI(ネキ)」をオープンして3カ月。売上高は当初目標を超えるなど出足は好調だが、当面の課題はさらなる客数と客単価アップ。今後いかに商品の充実などを図り、府中の魅力をより多くの人に発信できるかが注目される。

 NEKIはビジネス街・神田の鉄骨10階建て賃貸ビル1階に8月9日にオープン。「ねき」は備後地域の方言で「近く」という意味があり、「もっと府中を身近に感じてほしい」との思いを込めた。店舗面積は104・5平方メートル。ご当地グルメのミンチ肉を使ったお好み焼き「府中焼き」が味わえる飲食スペース40席と、木工製品など市内の特産品を販売する物販スペースがあり、サラリーマンや在京の市出身者らから人気を集めている。

 盛り上げへ随時イベントも開催。9月にはプロ野球・広島カープのリーグ優勝を記念し、特産品の府中味噌(みそ)のすくいどりや飲み物の無料サービスなどのキャンペーンを実施。10月は「生姜(しょうが)祭」と銘打って、上下町産のショウガや加工品を生産者が店頭で販売した。

 10月末現在の売上高は約1760万円。当初目標は月500万円だったが、オープンから3カ月連続で上回った。特産品の出品社数は33社から38社に、商品数は180程度から約200にそれぞれ増えた。

 10月末までに約1万2193人が来店し、1人当たりの売上高は約1450円。場所柄、サラリーマンらが昼食に訪れるケースが目立つといい、「来店者数からすると、売上高がもっと多くていいのだが…」と同会議所担当。11月中にも来店者へのアンケートを始め、提供するメニューや産品について検討する。

 同会議所は「NEKIは、府中の企業が首都圏で販路を開拓するためのいわば“ショーケース”。商品を増やすなどして、さらに府中の魅力を発信していきたい」としている。




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